ストレッチには動的ストレッチ、静的ストレッチがある
血行促進や代謝UP、便秘や生理痛の改善、リラックス効果、ケガの予防などにさまざまなメリットがあるストレッチ。だれでも手軽にできるので日常的に実践している人も多いのではないのでしょうか。
とても身近なストレッチですが、大きく分けて、動的ストレッチと静的ストレッチの2種類があります。2つのストレッチの違いを知って、効果的に使い分けましょう!
動的ストレッチとは?
筋肉を反復して動かすものは、基本的にすべて動的ストレッチと考えてよいでしょう。動的ストレッチの代表的なものとして、ラジオ体操があげられます。ラジオ体操は動きの中で反動をつけて筋肉に刺激を与え、心拍数を上げて筋肉の可動性を高めることができます。
動的ストレッチは体をダイナミックに動かすので心拍数が上がり、体が温まるためスポーツのウォーミングアップにも取り入れられています。筋力UPも可能なので、運動不足と感じたら動的ストレッチを始めてみると良いでしょう。
また、筋力と関節の動きに柔軟性が生まれるため、ケガの予防にも効果的です。
静的ストレッチとは?
静的ストレッチとは、前屈のように筋肉を限界まで伸ばした状態を一定時間キープして筋肉を伸ばすものです。運動を行った後は、筋肉に乳酸などの老廃物が蓄積しています。静的ストレッチには筋肉の血流をよくして、筋肉に残った疲労物質を排出する効果があります。
静的ストレッチは運動後の体を整えるために行うものとして覚えておきましょう。もちろん、日常でもリラックス効果や血のめぐりをよくするなどのメリットがあります。デスクワークなどの作業で疲れた時にも、静的ストレッチを行うようにしてみましょう。
動的ストレッチと静的ストレッチを使い分けてみよう
動的、静的ストレッチを使い分けると体が動きやすくなり、スポーツや運動がもっと楽しくなります。2つのストレッチの違いと効果をまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
・動的ストレッチは筋肉の伸縮があるが、静的ストレッチは筋肉を伸ばすためのもの
・動的ストレッチはそれだけでも運動効果がある
・静的ストレッチは筋肉の老廃物を排出する効果がある
・運動の前には動的ストレッチ、運動の後には静的ストレッチ
つまりウォーミングアップには動的ストレッチ、クールダウンには静的ストレッチと覚えるようにしましょう。
運動をしない時も、朝起きた時に動的ストレッチ、夜寝る前に静的ストレッチをするように習慣づけると、生活リズムが整うのでおすすめですよ!
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