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炭水化物とは、ご飯やパン、麺類などを食べないダイエットのこと。その他にも、サツマイモやジャガイモなどのイモ類や、甘い砂糖を使ったものや甘い果物もNGです。

炭水化物抜きダイエットは「糖質制限ダイエット」とも言われていて、エネルギーの源になる、炭水化物が消化されてできる糖を制限することで、体に蓄えている脂肪を使うようにしていくものです。

普通のダイエットと違う点は、カロリーや脂質はある程度摂ってもOKですが、糖質を含んでいる食べ物は食べないようにするところです。

糖は、エネルギー源になるだけでなく、摂りすぎてしまうと脂肪として蓄えられてしまいます。その糖を摂らないようにするというのが炭水化物抜きダイエット。
糖質量がコントロールされたパンやスイーツなどもコンビニで目にすることも多くなり、人気のダイエットになっています。

ただし、脳は炭水化物が消化されてできる糖をエネルギーとしています。炭水化物を全く食べないようにするのは、危険な一面もあるのです。
また、ダイエット後に普通の食事にすると、すぐ太りやすくなってしまったり、リバウンドもしやすくなることもあるようですので、やり方も重要なポイントになりそうですね。

炭水化物抜きダイエットのメニューはどのようなものがおすすめかというと、ヘルシーな和食がおすすめです。

人間に必要とされている栄養には、糖質の他にも、筋肉や髪、爪や肌などの元になるタンパク質や、お腹の調子を整えてくれるのに役立つ食物繊維、またお肌の調子を整えてくれるのに役立つビタミン類などがあります。

和食なら、脂身の少ない赤みのお肉や魚、卵や納豆、豆腐などで、タンパク質はきちんと摂ることができます。

また、野菜で食物繊維やビタミン類などもしっかり摂りましょう。生の野菜は、食べ応えもありますし、生きた栄養素も摂ることができるのでおすすめですが、調味料やドレッシングにも気をつけましょう。

マヨネーズやオリーブオイル、醤油、塩や胡椒、レモンなどで味付けするのがおすすめです。砂糖やソース、味噌、ケチャップなどは控えるようにしましょう。塩分の摂りすぎにも注意したいですね。

また、太るからと言って水分を摂らないのもNG！水分は体に必要不可欠なものですので、なるべくなら常温や温かいものをこまめに飲んで水分補給しましょう。

炭水化物ダイエットをする際は、禁止しているご飯やパン、麺類や甘いものが欲しくなってしまいがち。

炭水化物を食べると、血液の中の糖の量である「血糖値」の濃度が急に上がります。その上下が急すぎると、それを下げようとして「インスリン」が出されますが、このインスリンは、使われなかった糖を脂肪に変えてしまう効果もあると言われているものです。

なるべくインスリンが多く出されないようにするためには、血糖値の上昇もゆっくりにしてあげる「低インシュリンダイエット」が効果的と言われています。

そのためには、野菜やきのこ類、海藻類などを食べてから、メインの肉や魚、卵などを食べて、最後にご飯やパン、麺類などを少量食べるようにするような食べ方がおすすめですよ。

1口ずつ20～30回ぐらいは噛むようにしたり、食べ応えのある大きく切った野菜なども食べるなどして、15分程度は食事に時間をかけるようにすると、食べ過ぎも防ぐことができますし、お腹もいっぱいになりやすくなりますよ。

炭水化物を抜くのは、エネルギーがあまり必要ではない夜に抜くか、少なくするようにするのがおすすめです。

炭水化物抜きダイエット中は、食物繊維を含んでいる野菜や、コンビニで売っているサラダチキンや、鶏のささみ、豆腐や納豆などのタンパク質を意識して摂るようにしましょう。

野菜いっぱいの鍋は、手軽に食べることができますし、ヘルシーですよね。キムチ鍋は、お腹の調子も整えてくれる乳酸菌も入っていますし、辛さで代謝のアップも助けてくれます。湯豆腐や豆乳鍋も、女性ホルモンに似た働きをしてくれるイソフラボンを摂ることができますよ♡

こんにゃくは、糖質があまり含まれていないですし、食物繊維も豊富なので、鍋に入れたり、細かくして白米と一緒に炊いて、ご飯の量を減らすこともできちゃいますので活用してみてくださいね。

せっかく頑張って痩せても、その後の生活次第で、すぐにリバウンドしてしまうこともあるのが炭水化物抜きダイエットです。

ダイエットの効果が出た後も、食生活を一気に戻さないで、少し体重が増えてきたら、炭水化物の量を調整するようにしてリバウンドを防いでいきましょう。

また、毎日ではなくてもいいので、筋トレを週に2回以上行うようにしたり、軽いランニングやウォーキングをする時間も作るようにすると、太りにくい体づくりをすることができると言われていますよ。